アデノイド顔貌とは

喉と鼻の奥にあるアデノイドが口呼吸をする事で肥大し、顔全体が歪んだりたるんでしまった顔の事をアデノイド顔貌と言います。アデノイドが肥大していなくても口呼吸をする事で同じような顔つきになるため、総じてアデノイド顔貌と呼ばれます。

アデノイド顔貌の特徴

  • 面長な顔
  • 唇がめくれていて厚みをおびており、乾燥し荒れている
  • 鼻や鼻の穴が小さい
  • 上顎の前歯が飛び出ている
  • 上下の顎の横幅が狭い
  • 下顎が上顎よりも後ろにある
口呼吸が原因で頬が垂れ下がっている事も多いです。

アデノイドは大人になるに連れ減っていき、最終的には無くなるものですが、口呼吸をする事で肥大したままになり、大人になっても残ってしまう場合があります。そういう場合にはアデノイドを切除する手術が必要になりますが、気づかずに大人になってしまう事も少なくありません。

大人になってから顔つきを変えるのはとても難しく、アデノイドを切除しただけでは改善されません。歯列矯正で歯並びを治せば少しは改善されますが、顎の形や状態を正常に戻すのは難しいでしょう。

顔は子供から大人になる間でほぼ完成してしまいます。大人になってから口呼吸をやめれば現状より酷くなる事はありませんが、それだけで改善するかと言われれば難しいです。本格的に治していくのであれば医師に相談し、外科治療が必要になります。

アデノイド顔貌は遺伝で起こるのか

アデノイド顔貌と遺伝の関係は少ないでしょう。結局は口呼吸が原因で起こっています。子供の頃から口呼吸をすると必ずどこかに障害が出てきます。顎の歪みや歯並びの悪さは大人になってから改善するのが難しい場合もありますから、子供が口呼吸をしているなと感じたらすぐに改善するようにしてください。

親の力ではどうしようも無い場合はすぐに耳鼻科に行き、医師の診察を受けましょう。

アデノイド顔貌を予防するには

アデノイド顔貌のほとんどが子供の頃の呼吸法に問題があります。本来なくなっていくアデノイドが口呼吸によって肥大するわけですから、小さい頃から口呼吸をしなければ良いだけです。

効果的なのはおしゃぶりです。日本では早くからおしゃぶりを外すのが良いとされていますが、これは間違いです。ある程度はおしゃぶりを付け、鼻呼吸に慣れさせるのがベストです。また、おしゃぶりは口の筋肉を鍛えるための役割も果たしますから、とても重要だと言えます。

おしゃぶりは歯並びを悪くすると言われますが、早くに外しすぎると口呼吸になってしまい、結果的に歯並びも悪くなりますから、ある程度は付けておきましょう。

また、離乳食への切り替えも少し遅らせてください。早くに離乳食に切り替えると食べる動作と共に空気も吸い込みやすくなり、口呼吸になりやすくなります。生まれてから1年間は授乳し、それから離乳食に切り替えましょう。

子供は自分で口呼吸の悪さを理解したり、改善する事を知りませんから、大人が率先して治してあげましょう。

鼻づまりを治し、口で呼吸しないようにしよう

現在アデノイド顔貌だという人や、アデノイド顔貌になりたくない人は、鼻づまりを治して口呼吸をしないようにすれば現状より酷くなる事はまずありません。

口呼吸の原因の多くは鼻づまりなので、普段から鼻がつまり気味、鼻水が出やすいという人は鼻の状態を良くする事からはじめてみましょう。

鼻づまりを治すのにナザールスプレーなどの市販の点鼻薬は一時的に症状を抑えるものなのでオススメできません。根本から治療するなら、病院に通って体に害の無い点鼻薬や飲み薬を処方してもらったり、鼻詰まりに良いとされる漢方や食べ物を摂取して、体質から改善していく必要があります。

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